自分名義の不動産がない場合、親名義の土地などを担保にお金を借りることも可能です。その場合は、担保を提供してくれる名義人の同意をもらうことが必要となり、場合によっては連帯保証人としてローンの債務にも関わってもらうことになります。
親名義の不動産を担保にするには?
親名義の不動産を担保に融資を受けられるのかどうか疑問に持たれている方は多いかと思います。不動産所有者である親の承諾が得られており、且つ契約行為等に支障のない判断能力が備わっている不動産の所有者であれば、親名義の不動産でも担保提供を受けて不動産担保ローンを利用することは可能なんです。
親名義の不動産を担保にして不動産担保ローン融資を受ける場合の注意点1
不動産所有者である親の明確な承諾が必要です
担保提供をするという親の承諾を曖昧にしたまま不動産担保融資申し込みをしてしまうと、不動産担保ローンの融資事前説明を行う場合に担保提供することの明確な承諾が親から得られてないと判断されることになりかねませんので、不動産担保ローン融資がストップしてしまわないためにもまずはしっかり親への担保提供の承諾を得ることが大事です。
親名義の不動産を担保にして不動産担保ローン融資を受ける場合の注意点2
担保提供者である親の契約行為等に関する判断能力が必要です
不動産担保ローンを融資利用する資金需要者が親世代となると70歳以上の高齢者が多くなり、高齢になればなるほど注意が必要なのが痴呆症(認知症)等の契約行為に支障をきたす健康上の身体的な問題です。健康面に問題のない高齢者の方は大丈夫ですが、もしも資金需要者がなんらかの身体的な問題がある場合は、診断書の提出が必要となる場合があるので、あらかじめ確認をしておくことが必要です。
担保提供者となる親御さんに納得してもらうことが前提です
親名義の不動産を担保に融資申し込みを検討している場合、担保提供者である親御さんに資金需要の必要性や必要とする融資金額、返済計画などの説明をしっかり行い、納得してもらうことが必要です。