自宅を担保にお金を借りたい!という場合には、「リバースモーゲージ」という方法があります。
リバースモーゲージとは?
自宅を担保にして、銀行からお金を借りて生活費に充てる資金調達方法のこと
「リバースモーゲージ」 は、高齢者等が持家を担保として生活資金の融資を受け、死亡時に一括返済するシステムのことです。
リバースモーゲージのメリット
- 自宅に住み続けながら不動産を担保に融資が受けられる
- 死亡したときに銀行は担保である不動産を売却して融資した資金を回収
- 存命中の毎月の返済はゼロ
- ローンの審査に通りにくい高齢者でも借りられる
リバースモーゲージの契約者は、借入金を生活資金の足しにしたり、老人ホームの入居一時金の支払いに充てつことができるんです。
リバースモーゲージのデメリット
- エリアや物件に制限がある
- 担保評価に対する融資限度額が50%程度
- 金利上昇や不動産価格下落のリスクに加え、将来の不動産価格が下落すれば、融資限度額の減少もある
「子供たちに家を残しても、相続税がかかるし、たいして残らないし。」「自分で稼いで手に入れた自宅だから自分のために有効活用したい。」「死んでから資産が残っても意味がないから、生きているうちに使い切りたい。」「資産を残したい遺族がいないんだけど・・・。」
社会福祉協議会のリバースモーゲージ
金融機関に留まらず、社会福祉協議会でもリバースモーゲージが利用できます。対象者は65歳以上で収入が「市区町村民税非課税」程度の低所得世帯で、今の住宅に将来にわたって住み続けることが条件です。
これらの条件をクリアすれば、融資月額/30万円以内、年利3%または毎年4月1日時点の長期プライムレートのいずれか低い利率で融資が受けられるようです。
参考:全国社会福祉協議会
リバースモーゲージを利用する層が増えている?
リバースモーゲージを利用する申込者は年々増えており、戸建新築、新築マンション購入、リフォームなどの目的で、同融資制度を申し込む人が多いと言われています。
リバースモーゲージは誰が利用するものなの?
リバースモーゲージは、主に「高齢者世帯」が利用するものですね。「年金だけでは、生活はできても贅沢はできない。」「家を売って賃貸に住むのは不安。」「子供や孫に遺産を残しても仕方がない。自分で使いたい。」など、様々な考え方があるようです。
「健康なうちに贅沢したい!!」という高齢者が多いのも事実です。
リバースモーゲージは銀行によって金利や仕組みが違うので注意しましょう
リバースモーゲージの金利や仕組みってどうなってるのでしょうか?
リバースモーゲージの商品設計は銀行によって様々なので、色々なリバースモーゲージを比較して、自分に合ったリバースモーゲージを検討してみるといいでしょう。
高齢でも融資してくれるところはあります
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